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「コーヒー屋さんになりたい」の夢を叶えて

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「コーヒーが大好きなんです」とはじける笑顔で話す、店主の志村麗美さん。
志村さんの人生は、いつもコーヒーと共にありました。実家は墨田区にあるコーヒー焙煎工場で、焙煎士である父親の背中を見て育ちました。幼稚園のアルバムには「将来の夢はコーヒー屋さん」と書くほど、コーヒー好きな子どもだったそうです。


春日町で電機屋を営むご主人に嫁いでからも「コーヒー愛」は変わらず、お店の倉庫で小さな焙煎所を始めました。3年やってダメならやめる覚悟でしたが、少しずつお客さんがつき始め、以来25年続けて今に至ります。


現在の店には16年前に移転。電機屋とコーヒー屋を仕切りで分けていましたが、3年半前、下の息子さんの大学入学を機に「もっとコーヒーに専念したい」と心機一転リニューアル。仕切りを外して内装も変え「再出発」したそうです。

コーヒーの本当のおいしさを味わってほしい

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お店で扱っている豆は「ニュークロップ」と呼ばれる、その年に採れた新しいコーヒー豆。「新鮮な豆ほど水分が多く、香りがいい」そうで、志村さんは特に香りの良さにこだわっています。店頭では、中南米、アフリカ、アジアなどから仕入れたスペシャルティコーヒーの豆を、常時35〜40種類販売しています。時には、コーヒーファンの間で注目されている希少な品種「ゲイシャ種」や、世界的なコーヒー豆の品評会「カップ・オブ・エクセレンス」で入賞した豆が並ぶことも。
豆はすべて焙煎前の「生豆」で、購入後にその場で焙煎してくれるのも珍しいサービス。なんでも「コーヒーが一番おいしいのは、焙煎から100時間後」とのこと。「最高の状態を味わっていただきたい」という想いから、5分で焙煎できる焙煎機を導入。目の前で豆が焼けていく様子が見られるので、お客様からも「楽しい」と好評だそうです。


志村さんは「お店に来て、コーヒーの魅力や奥深さを発見してほしい」と言います。そして、「誰もが気軽に立ち寄れて、あたたかい気持ちになれる“癒しの空間”でいたい」と話してくれました。

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