特集記事 Reviews

今年は「よさこい祭り in 光が丘公園」を動画で楽しもう! 画像

ライター:協同クリエイティブ さん 体験・観光

今年は「よさこい祭り in 光が丘公園」を動画で楽しもう!


毎年7月に光が丘公園で開かれる「よさこい祭り in 光が丘公園(略称:よさこい光が丘)」。都内で開催されるよさこい祭りの中でも最大規模で、東京や埼玉を中心に70近いチーム(連)が参加します。たくさんの屋台も出て大いに盛り上がるイベントですが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、2020年は7月の開催を11月に延期するも中止。2021年の今年も11月12~14日に予定されていましたが、残念ながら中止となりました。そこで今回の特集は、各チームの動画とコメントを特別にお届けします!

動画は華麗な踊りはもちろん、イメージ画像を挟んだ編集、巧みなカメラワーク、地元のスポットを絡めるなど、各チーム趣向を凝らしてあるので見応えたっぷり。また、マスクをしながら練習する姿があったり、オンラインでの合同練習があったりと、この2年間の様々な思いを感じずにはいられません。踊り手の熱き思いを応援しつつ、2022年「よさこい光が丘」の開催を期待しましょう!
(一部のチームは静止画でご紹介しています。順不同)

七福よさこい連 祝禧(しちふくよさこいれん いわいめでた)

2019年に結成された自称 "日本一おめでたい名前" のチームで、都内各所で練習を行っています。結成初年度に、高知のよさこい祭りに挑みました。2019年の光が丘よさこいで「よさこい光が丘大賞」を受賞。


「動画の『弁天恋歌』は、江の島神社の故事がベース。悪さをしていた龍が、七福神の中の女神である弁天様に恋をして改心し、村を平和にしていくストーリーを描いています。ラブリーな思いを演舞に込めて、お客様と一体感のある盛り上がりを目指しています。来年は3年分の思いをぶつけて臨みたいです!」

なるたか

2014年に結成、東京と大阪で130名が活動している社会人チーム。伝統と流行の融合をコンセプトに、常に新しさと面白さを追求するオンリーワンを目指しています。合言葉は「胸が高鳴る なるたかよさこい」。2019年の光が丘よさこいで「光が丘新聞賞」を受賞。


「2021年度の演舞『起志快晴(キシカイセイ)』の動画です。コロナ禍での活動休止を経て、『志を起こし晴れやかな日がきますように』という前向きな思いで作りました。見る人をワクワクさせる演舞をお楽しみください」

破天荒 supported by 安全輸送(はてんこう さぽーてっど ばい あんぜんゆそう)

2003年に設立されたチーム。神奈川県立希望ヶ丘高校の卒業生で構成するチームで、毎年代替わりをします。年ごとにテーマに沿った曲、振り付けをし、すべて手作りをしている衣装や大道具にも注目。2019年の光が丘よさこいで「旭町二丁目町会賞」を受賞。


「動画の『YOKOHAMA NIPPON FIRST STORY』は、神奈川のチームらしく、明治の頃から近代化の最先端を行く横浜を表現しました。初めてのモノに触れる胸の高鳴りをいつまでも忘れずにいたい。そしてよさこいから生まれる感動を関わった人たちの日々の原動力にしてほしいです!」

SA:GA-彩雅-(さーが)

2018年に結成され、「よさこいの魅力を伝える」ことをモットーに活動。メンバー構成は踊り子と演出の2種類があり、それぞれが協力して作品を盛り上げます。初めて演舞をお披露目をしたのが光が丘よさこいで、2019年は「旭町三丁目町会賞」を受賞。


「動画は『彩醒』という演目で、困難を乗り越え自分たちが飛躍するために、勢いづき目醒める瞬間を表現しています。パレード演舞の場所は、2019年の『よさこい光が丘』ゆりの木広場です。あの時の感動をもう一度。来年はぜひ笑顔で会いましょう!」

おどりんちゅ

東京を拠点とし、特定の大学に依らない学生チーム。現在の代表は11代目で、メンバーは100人超ですが、もともとは病気の家族を元気づけるために数人の学生でスタート。モットーは「学生から日本を元気に」。2019年の光が丘よさこいで「練馬区商店街連合会賞」を受賞。


「動画は、今年度の『火光(カギロイ)』という演舞で、1年生メンバーの初舞台です。新型コロナウイルス感染症対策のため、観客は踊り子の保護者のみ。暗闇の先に輝く希望の光を表現しています。お手拍子・お心拍子で応援してください。毎年、よさこい光が丘は新演舞のお披露目の場として楽しみにしています!」

斬桐舞(きりきりまい)

2008年に発足し、茨城県つくば市を中心に、学生から社会人が活動するチーム。「ユニバーサルソーラン」をコンセプトとして、老若男女、障がい、国籍、経験などに関わらず、誰もが楽しめることを目指しています。


「動画は、今年度の『双碧~君に幸あれ~』という演目で、海の青と山の緑の衣装を着て、『海幸彦・山幸彦』の物語を描いています。コロナ禍ではオンラインでの練習も余儀なくされましたが、仲間の大切さや皆で踊ることの楽しさを再確認しました。来年の舞台にご期待ください」

朝霞鳴子一族め組(あさかなるこいちぞくめぐみ)

2004年に結成し、埼玉県朝霞市で活動するよさこいチームです。友人や家族、地域のつながりでメンバーが増え、現在69名の大家族に。「め組」は江戸時代の火消に由来し、「お祭りに火をつけて盛り上げる」という意味です。2019年の光が丘よさこいで「光が丘地区連合協議会賞」を受賞。


「動画は、『YO! 快 百喜夜行 〜Re:BORN〜』という演目で、全員が妖怪になりきって楽しく踊りまくっています。ステージの演舞だけでなく、地元・朝霞の街の風景もたくさん映し出されるので、一緒にお楽しみください」  


 

 


*ここからは、静止画とコメントでご紹介します。

dancecompany REIKA組(だんすかんぱにー れいかぐみ)

dancecompany REIKA組(だんすかんぱにー れいかぐみ) 画像

北区のダンススタジオによるチーム。結成から10数年、ダンスで養った柔らかさと華やかさが特長で、メンバーは女性のみです。大事にしているのは「華麗&パワー」。2019年の光が丘よさこいで「旭町一丁目商店会賞」を受賞。


「日本の美しさや強さを伝えたいと、日々の練習にも励んでいます。すでに来年のよさこい光が丘の出場も見据えて、青空の下、大きな掛け声と共に、たくさんの方とよさこい祭りの時間を共有したいと思っています」

響(ひびき)

響(ひびき)  画像

2005年に結成した練馬区のチーム。「皆様の心に感動を響かせたい」という願いを込めたチーム名です。和楽器の壮大な曲にのせて、速く激しい振り付けを次々と繰り出す舞が特長です。


「演舞の中盤では、扇子を使った優雅な舞で華を添えます。『よさこい光が丘』が中止になったこの2年間は充電期間として、来年こそ、会場の皆様と共に大きく響き合いたいと思っています!」

鳴子光丘(なるこひかりがおか)

鳴子光丘(なるこひかりがおか) 画像

1995年に結成した今年で26年目になる練馬区のチーム。「よさこい光が丘」の前身となる「公園まつり」の時から活動しています。旗持ちなど3名の男性以外は、全員シニア世代の女性。


「『踊って健康を継続しよう』をモットーに練習に励んでいます。結成当時から参加する現在80代のメンバーもいて、長寿の秘訣はよさこいにあり。夏のよさこいの皮切りは、やっぱり光が丘から始まるのがイチバン!」

「よさこい祭りin 光が丘公園」〜実行委員長の高橋昌和さんより〜

第16回となる2022年「よさこい光が丘」は、踊りを披露する新しい場として、屋内ホールのステージも予定しています。2年間の思いを込めて、みんなで熱く盛り上がりましょう!

 


株式会社協同クリエイティブ
練馬・板橋のタウン誌「月刊Kacce(かっせ)」を発行している会社です。創業は1978年、地元の人とのつながりを大切にしながら、取材、HPや印刷物の制作を行っています。紙媒体とWebの両方で地域情報を発信しています!


(原稿作成:2021年11月4日)