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日本では南インド料理の味は知られていなかった

日本では南インド料理の味は知られていなかった 画像

チャミさんが日本に来たのは約20年前。バナラシで漫画家である日本人の奥様と出会って結婚したのがきっかけだったそうです。


日本に来てすぐ、都心部のインド料理屋店で働いていた時に、常連さんから「日本人の好みに合わせたものではなく、インドで食べた本物のカレーが食べられないかな」と聞かれ、お母さんが作ってくれていた家庭料理を出すお店を日本に作りたいと考えたのだそう。


その時はまだ、日本では南インド料理を出すお店はほとんど無く、インド料理と言えばナンとこってりしたカレーが定番。さっぱりとした味わいの南インドのカレーに、最初は「味が薄い」「水っぽいよ」などと言われることもあったそうです。

「日本でも受け入れられるはず」そう信じ続け、人気店に

「日本でも受け入れられるはず」そう信じ続け、人気店に 画像

本場の南インド料理が食べられるお店があると、あっという間に噂が全国に広がり、遠方からもお客さんが集まる人気店に。今ではほとんどのお客様が南インドメニューを楽しんでいます。南インドのカレーは、特に女性に人気が高く、1人でランチを楽しむ女性客も目立ちます。かなり量はあるように見えるけど、さっぱりしてるからペロリと食べられます。


チャミさんとの生活や子育てのことを書いている奥様の漫画も大人気。漫画のファンの方がチャミさんに会いに来てくれることも多いそうですよ。

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